ハンサードやロイヤルロンドンではポートフォリオに組み入れるファンドが資産増加の要です。
ハンサードなどの長期積金への投資は自分のリスク許容範囲でポートフォリオを組む事が可能です。
そのため、このメリットを大いに活用し、投資家のリスク許容範囲を確認しポートフォリオを組むのが本来の姿なのでしょうが、残念ながら、今まで色々な投資家のポートフォリオをみてきた感想は、殆どの投資家のポートフォリオは「既製品」と、いうことです。
この「既製品」タイプのポートフォリオは個々の投資目標が始めから無いと同じ。
10人の投資家がいた場合、ある人は中リスク、ある人は高リスクから始めたいと考えているかもしれませんが、「既製品」タイプのポートフォリオでは、投資家のこれらのリクエストは無視されたと同じ事。
ハンサード等の投資商品を持っているにもかかわらず、実に勿体無いと感じています。
例として投資家の許可を得て以下のグラフを挙げておきます。
通常「既製品」タイプのファンドは4本ほどで、それぞれのファンドに対する毎月の拠出額の配分も25%づつ分配されているのが一般的です。
が、この投資家のもっているファンド数は一般の投資家よりも本数があり、毎月の拠出分配も個々のファンドによって異なります。
これが投資家の希望を入れた本来のポートフォオだと思います。
実はこの投資家、以前は「既製品」タイプのポートフォリオでした。
しかし、コンサルをした結果、以下のようになりました。コンサルの際には「投資残年数」「許容範囲」「拠出金」等を含めコンサルをしました。
リーマンショックは確かに悲しいグラフになっていますが、かなり戻ってきた様子です。
資産も今の時点ではプラスに転じています。